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【技能実習】Q62:技能実習生がいなくなったときはいつ失踪と考えればいいですか?

実習実施者

回答

失踪に一律の認定基準があるわけではありません。

技能実習生がいなくなったかもしれないと思ったならば、捜索するのはもちろんですが、併せてすぐに警察に連絡しましょう。

たとえそれが間違いであったとしても警察官から怒られることはありません。遅くなって捜索が難しくなってから連絡する方が怒られます

それから監理団体にも一報を入れます。

出て行くときに判る?

わかるようには出て行きません。荷物をあらかじめ外に運び出していったり、わざと不要な私物を部屋に置いておいたりして、ただの外出と見分けがつきません。

外泊とか禁止できる?

技能実習関係者が、技能実習生の外出その他の私生活の自由を不当に制限することは禁止されています。

外出や外泊を禁止、許可制にするなどは不当に制限していることになるので禁止行為になります。

技能実習法第48条

2 技能実習関係者は、技能実習生の外出その他の私生活の自由を不当に制限してはならない。

外出の把握とかはあり?

禁止されているのは私生活の自由を不当に制限することなので、宿泊施設からの外出や外泊をするときに予定時刻や連絡先を書き残すような制度までは禁止されていません。

周囲が心配しないようにするための報告連絡ルールを作ることは許容されていると考えられます。

まとめ

技能実習生が失踪したかなと思った場合は確定する必要はないのですぐに警察に連絡しましょう。

失踪防止については別記事にしていますので参考にしてください

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