回答
労働安全衛生法という法律をベースに労働安全衛生規則、粉じん障害防止規則など、様々な政省令にて労働者の健康を守るための規則が定められています。
安全については直感的に危険を感じることができると思いますが、衛生関係については「知らない」ということで深刻な被害を受ける場合があります。
とはいっても大変だと思うので、参考資料を紹介します。
安全衛生対策マニュアル
安全衛生対策マニュアルは外国人技能実習機構のホームページに掲載されています(https://www.otit.go.jp/anzen/)。
建設職種のマニュアルにある「建設現場における健康確保」のところが参考となります。
知っておくべきこと | 概要 |
熱中症対策 |
熱中症とは、高温多湿な環境の下、体内の水分および塩分(ナトリウム等)のバランスが崩れたり、体内の調整機能が破綻するなどして、発症する障害の総称 |
有機溶剤 |
「有機溶剤」とは、シンナーなど他の物質を溶かす性質を持つ有機化合物の総称であり、様々な職場で、溶剤として塗装、洗浄、印刷等の作業に幅広く使用されている物質 |
特定化学物質 |
「特定化学物質」とは、化学物質によるがんなどの健康障害の発生状況にかんがみ、特に有害性の高い化学物質による健康障害を予防するため、規制が施されている化学物質 |
鉛中毒 |
「鉛」は、鉛を摂取することにより中毒を発症する物質 容器の表示で確認できる |
石綿対策 |
石綿は少量吸い込んだだけでも中皮腫やがんなどの病気になるおそれがある物質 |
粉じん対策 |
粉じんは、グラインダーでの金属研磨作業やアーク溶接の作業等を行った際に発生する |
一酸化炭素中毒対策 |
一酸化炭素は、閉め切った室内において換気を行わずに炭素を含有する物質を燃焼させた場合に、不完全燃焼によって発生する |
酸欠等対策 |
井戸、下水道、タンク内部など酸素がなくなっている場合がある |
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