うちの娘の勉強の問題点として挙げた
1 試験勉強で教科書やワークをノートにきれいに整理しなおしていた
2 ノートに重要語句を赤で書いた問題を作成し、赤シートで隠して繰
り返し解いていた
3 成績が上がらないと新しい参考書を買っていた
だが、何が問題なのだろうか。
答えをいうと、1と2は時間の使い方が問題で、3はツールの使い方が問題だ。
本題の前に、まず、勉強ができる人を天才というが、頭のいい人が行く大学の代名詞『東大』に入る人を天才だとすると、東大には毎年新入生が3,000人入学する。
その東大もTHE世界大学ランキング(2021)総合では36位だという。
世界にはご新規の天才が毎年10万人ぐらい存在することになる。
天賦の才能ってそんなもんじゃないよね。勉強ができて『東大』に入る人はこれは天に与えられた才能ではなくて、本人の努力で到達できる程度のものだということを覚えておいて欲しい。
世の中にいる天賦の才能を与えられた人はごくわずかで、基本となる頭脳の力は皆そんなに変わらず、その違いは誤差程度のものだと考えていい。
頭脳の力に違いが無いのであれば、違いが生じるのはその使い方の問題ということだ。
頭脳の基礎能力にスタート時点でのハンデがないとすると、実際に違いが生じている原因としては
1 時間
2 勉強方法
3 体調
のどれかに問題があると考えられるんで、時間の使い方と勉強方法の改善でテストへの戦闘能力を大きく伸ばすことができる。
うちの娘の問題点
1 試験勉強で教科書やワークをノートにきれいに整理しなおしていた
これは、整理することで覚えやすくなることはメリットだけど、この方法は時間がかかりすぎるのが難点だ。
本人はテスト勉強をしているつもりでも、テスト勉強の準備作業でしかないのはわかるよね。次に
2 ノートに重要語句を赤で書いた問題を作成し、赤シートで隠して繰
り返し解いていた
だけど、これも作成に時間がかかることが問題だし、うちの娘の場合は「答えのみを暗記してしまう」というこの方法の罠に見事にはまってしまっていた。
赤シートの勉強法は赤字の重要語句のところだけを暗記するのでなく、その全文を理解して頭に入れるための方法でなければ意味がない。
次に最後
3 成績が上がらないと新しい参考書を買っていた
これは、参考書ジプシーともいって、自分の成績をどんどんアップする理想参考書を探してさまよう人のことをいう。
新しい本買って成績あがるんならみんな買うって!
「時間の使い方」と「勉強方法」
この攻略が高校入試突破の2大テーマであることをしっかり理解してほしい。
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