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【技能実習】Q45:安全靴でも牛に踏まれてケガしました。使う意味があるのでしょうか?

安全衛生

  回答 

 よく、安全靴を履いていれば牛に踏まれても大丈夫だと思っている人がいますが、安全靴で踏みつぶされないようになっているのは足先だけなので、足の甲を踏まれると普通にケガをします。

安全靴で保護されている部分(赤線)

 ケガをしたから「使用する意味がない」ではなくて、安全靴がこのような構造になっていることを理解すればケガを大幅に減らすことができます

 どうすればいいかというと、

  ○安全靴は牛に踏まれても大丈夫とは絶対に思わない
  ○踏まれないような立ち位置、作業姿勢を守る


 これだけです。

 安全靴を履いていてケガをされた方は、安全靴を履いているから大丈夫だと思って踏まれそうになっても逃げようとせずに足先以外のところを踏まれてケガをしています。

 普通の靴で物を足の上に落としたり、牛に踏まれそうになったときに足を引いて守ろうとしますよね。

 足を引いても間に合わなかったときには足先が下敷きになります。

 歩くための柔軟性の保持と、いざというときの足の保護

 これを両立させるための形状が足先をカバーする安全靴なのです。

  ○最大限牛に踏まれないように注意を払う
  ○踏まれそうになったときには全力で足を引く

 これができれば、安全靴の先芯があなたの足を守ってくれます

 牛舎で安全靴を使うならミドリ安全のゴム長タイプが使い勝手がいいと思います。 商品のリンクを張っておきます

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