勉強方法 4 受験勉強とは記憶すること
学校では「単に暗記することだけが勉強ではない」なんてことを言っている。
これは間違ってはいないが、暗記することが悪いことのよう印象を与える言葉だと感じている。
これを正しく言うと、
「暗記することはあたりまえのこととして、暗記したことを使えるようにしなければならない」
ということで、知識を習得するのに暗記することは当たり前ということだ。
例えば
1867年に徳川慶喜が政権を返上した出来事は → 大政奉還
「大政奉還」という言葉を暗記していなければ答えようがないので暗記は必須事項となる。
矢印の方向だけ暗記しても暗記は暗記だ。使えるようにするためには逆方向の
「大政奉還」→1867年に徳川慶喜が政権を返上した出来事
も答えられるようにならなければならないし、その前後の
討幕の密勅がだされて、それをかわすつもりで慶喜は「大政奉還」により一時的に幕府を返上したが、まだまだ新たな形で政権運営する気満々だった。それが「王政復古の大号令」で幕府の廃止と摂政、関白の廃止が決まり、幕府が滅亡した。
という「歴史の流れ」も頭にいれなければならない。つまり、
「暗記するだけじゃ足りないよ」
という言葉だ。
「単に暗記することだけが勉強ではない」という言葉で暗記から逃げず、「重要事項ぐらいすぐに暗記してやる!」という勢いでガシガシ暗記してほしい。
受験勉強とは記憶することだ!
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