実習実施者の帳簿に、技能実習生の名簿がありますが、外国人技能実習機構ではなぜか様式を示してくれません。
JITCOの独自様式が示されていますが、小規模の実習実施者には使い勝手が悪そうだったので、独自様式を作ってみました。
使い方は技能実習生1名ごとに1枚となるようにしています。1号の実習が終了した場合はそのまま保存して、コピペして2号のデータで上書きして作成して保存します。
既に終了した認定計画の記録はそのまま重ねて保存しておけばいいので楽かなと。
ついでに技能実習生の労働者名簿も兼ねるようにしました。
労働基準法第107条1項、同法施行規則第53条1項
<労働者名簿>
① 氏名
② 生年月日
③ 履歴 → この名簿を作ることで履歴になると考える
④ 性別
⑤ 住所
⑥ 従事する業務の種類
⑦ 雇入の年月日
⑧ 退職の年月日及びその事由(退職の事由が解雇の場合にあっては、その理由を含む。)
→ 理由は備考欄を使う
⑨ 死亡の年月日及びその原因 → 備考欄を使う
技能実習法第20条1項、同法施行規則第22条項、技能実習制度運用要領
<技能実習生の名簿>
ア 氏名
イ 国籍(国又は地域)
ウ 生年月日
エ 性別
オ 在留資格
カ 在留期間
キ 在留期間の満了日
ク 在留カード番号
ケ 外国人雇用状況届出の届出日
コ 技能実習を実施している認定計画の認定番号
サ 技能実習を実施している認定計画の認定年月日
シ 技能実習を実施している認定計画の技能実習の区分
ス 技能実習を実施している認定計画の技能実習の開始日
セ 技能実習を実施している認定計画の技能実習の終了日
ソ 技能実習を実施している認定計画の変更認定に係る事項(変更の認定年月
日、変更事項)
タ 技能実習を実施している認定計画の変更届出に係る事項(変更の届出年月
日、変更事項)
チ 既に終了した認定計画に基づき在留していた際の前記オからキまでの事項
ツ 既に終了した認定計画に係る前記ケからタまでの事項
チとツはこの名簿を保存することで作成したと考える
といった感じです。
在留期間の欄は日付を『2021/06/11』と入力すると『2021年6月11日』と表示されます。在留期間満了日の通知機能があります。
3ヶ月前 → 緑
2ヶ月前 → 黄
1ヶ月前 → 赤
セルの色でお知らせします。うっかり手続きを失念しないようにしましょう。
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