回答
語学は学習ではなくトレーニングだと考えてください。
日本語を使うことに慣れていけば、どんどん話せるようになって行きます。
作業場で働く技能実習生が仕事をしながら言葉を話すトレーニングできるかというと、難しいのではないかと思います。
仕事に必要な単語は身に付いて行くとは思いますが、文を組み立てて話すことは仕事とは別にトレーニングしないと難しいでしょう。
仕事中に日本語能力向上を図る
語学はトレーニングなので、使う機会があればあるほど上手に日本語を話すことができるようになります。
だから一番最初に受入れた技能実習生は日本語を使う頻度が多いので、日本語がうまくなります。
次に入った技能実習生は日本語が上手になった先輩に通訳を頼むようになると日本語を使う頻度が少なくなるので、上達が遅れることになります。
仕事中に日本語能力向上を図るには、日本語をできるだけ使用する機会を増やすことです。
自己研鑽は必要
それでも仕事中だけでは日本語トレーニングは足りません。
トレーニングの目安時間としては日常会話ができるようになる可能性が高い400時間ぐらい必要です。
語学学習のモチベーションを高めるような施策が必要です。例えば日本語検定合格によって資格手当を設定するとか、日本語が判ると楽しめるツアーに連れて行くなどのご褒美によって自己研鑽を高めるように働きかけてはどうでしょうか。
まとめ
技能実習期間中に日本語能力を向上させることはできますが、かなりの工夫と本人の努力が必要です。
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