回答
生理休暇は無休でもかまいません。
むしろ無休の方がいいとおもいます。
賃金減額を避けたいのであれば、生理休暇とは別に年次有給休暇当制度を使えばいいからです。
法律では
労働基準法では次のように定められています。
使用者は、生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求したときは、その者を生理日に就業させてはならない。(第68条) |
あくまで働かせてはならないことを目的としているので、休んだ分の賃金について「払え」とはなっていないのでです。
だから生理休暇を有給とするか無給とするかは、企業でどちらに決めても自由なのです。
有給とするメリット
有給とするメリットは安心して体を休めることができることです。
無給であれば、辛くても働こうとする場合が多いと思います。
体調不良で仕事をすると、注意力散漫となってケガをする可能性も高まるので、休みやすい環境を作ることは従業員が安心して働ける環境を作ることになります。
有給とするデメリット
「生理日の就業が著しく困難」かどうかは本人にしか判らないことなので、生理休暇を有給としてしまうと、不正に取得することも可能になってしまいます。
真実は従業員同士では見えてたりしますので、企業のモラルが低下してしまうことになります。
無給とするメリット
有給休暇休暇の取得率が高まります。
有給休暇が年に10日以上付与された労働者は、年5日の取得が義務づけられています。生理休暇よりも有給休暇で休めば、これをクリアしやすくなります。
無給とするデメリット
生理日の就業が著しく困難な状態で働くことは、仕事中にケガをする可能性が高まります。
まとめ
○生理休暇の有給、無給は企業で自由に決めることができる
○有給では、作業の安全・安心が高まるかも。でも不正がありそう
○無給では、休まないでケガするかも。でも有給休暇の取得率アップしそう
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